12月

あさかゆいさんのことを想像して描きました。ファンの人すみません。
あさかゆいさんのことを想像して描きました。ファンの人すみません。

 

 

 

30(金)   ヒトは大人になるたび

       弱くなる~よね~。

 

 


   曲名も、誰が歌っているのかもわからないけど不意に思い出したり口ずさんじゃう歌ってありますよね?ぼくにもそういう歌がある。

   ぼくが覚えているのはサビのアタマのワンフレーズだけなんだけど、その歌は女の子が歌っていて、おそらく昭和の終わりか、平成の始めのころに流行った。アイドル歌謡とJ-POPの中間くらいの雰囲気の曲ということしかわからない。

 

 

   思いがけずその歌のことを知ることが出来た。先日聴いていたラジオから流れてきたのだ。あさかゆい (漢字がわからない) さんの「セシル」という曲だった。この文のタイトルは、「セシル」のサビの一節です。

 

   年末にちいさな気がかりがひとつ解消して晴れやかな気分で新年を迎えられそうです。

 


   この一年ホームページを見にきてくれたみなさんどうもありがとう。よいお年を。来年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29(木)   保険加入の際考えるべきこと

 

 


   ときどき郵便ポストにこくみん共済、都民共済などの封筒が入っている。あなたも保険に入りませんか?という案内です。内容を見ると掛け金も手頃でなんだか良さそうだ。あとでちゃんと考えようと思ってとりあえず机の上においておく。けどそれきり忘れてしまって加入案内の用紙はどこかにいってしまう。


   保険ってよくわからない。たぶん将来どんな病気にかかるのか、どんな事故に遭う可能性が高いのかをよく考えてから自分にあった保険を決めるのだろう。保険について考えるということは、自分の死に方を推測、限定することなんでしょうね。それってなかなかむずかしい作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

25(日)   年賀状について考える。

 

 


   日曜日、遅い時間に目を覚ます。寒い朝だ。勢いをつけて布団から抜け出し、台所へ。やかんに水をいれ、火にかける。

   部屋着になって机の上を簡単に掃除してから年賀状を書いた。


   考えてみると年賀状って不思議だ。疎遠になった知り合いに年に一度だけ出す郵便物、生きていることを知らせるための生存証明通知みたいだ。もちろん普段付き合いのある友だちに対して送る年賀状もある。けどぼくが今書いている年賀状は、今はもうごぶさたしているひとばかりです。

 


   もう少し歳月が経ってぼくが老年にさしかかった時、疎遠になった友だちとの年賀状のやり取りをかけがえのないものに感じるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

18(日)   さわやかな日曜日の朝とポーチドエッグ

 

 


   先週の日曜日は出勤だったから、今日は二週間ぶりの休みだ。部屋が散らかっていたので、まず机の上に山積みになっているもろもろを片付けた。山の底から新聞の切り抜きが出てきた。ポーチドエッグの料理法を紹介している記事だった。


   ある日曜日の朝、ぼくは朝寝などせずぱっちり目を覚ます。カーテンをあけると空は雲ひとつない快晴だ。すがすがしい空気、手つかずの一日。さてと、朝ごはんにポーチドエッグとサラダでも作ろうかな。

 


   こんなかんじの休日の朝を演出するためにポーチドエッグの新聞記事を切り抜いておいたのだ。新聞の日付は6月の半ば。それ以降の半年間、何度も日曜日はやってきたが、件のようなさわやかな朝を迎えたことは一度もない。実際には前日の夜にビールを飲みすぎたったりして大抵はグダグダな朝です。

 


   さわやかな日曜日の朝はおれにはムリかも。切抜き記事はゴミ箱にポイしました。

 

 

 

 

 

 

11(日)   冬に聴きたい音楽。

 

 


   寒さが厳しくなってくると聴きたくなる音楽がある。部屋の中では年中おなじような音楽を流しているのだけど、外に出かけている時にiPodで聴く音楽は季節によって変化がある。ぼくだけでしょうか?

   この季節にしっくりくるのはなんと言ってもニールヤング。灰色の雲の下、落ち葉を踏みしめつつ歩く散歩道、ニールの歌はぼくにとって最高のBGMであります。初期の作品、「ハーベスト」に入っている1曲目の歌なんかがいいな。イントロのハモニカが胸にしみる。クレイジーホースといっしょに演っているヘビーな曲ももちろん好きだけど、寒い季節にはやっぱりアコースティックサイドのニールです。

   ジョニ・ミッチェルもいいですね。アルバム「ブルー」は全曲まるごと冬に向いている。彼女かピアノで弾き語る「リバー」を聴いていると、凍てついた川の氷上でスケートに興じる子供たちか目に浮かぶ。

   ニールヤングもジョニミッチェルもカナダ出身。北に住んでいたミュージシャンだから冬に似合う音楽を奏でるのか、それともぼくのアタマのすみに「あの2人はカナダ出身」という先入観があるから冬に彼らの音楽を聴きたくなるのか、それはわからない。

   サイモン&ガーファンクルもこの季節に聴きたくなる。黒いタートルネックや、そのたたずまいが冬を連想させるのだと思う。

 

   こうしてみると、冬には内省的な歌を好んで聴いているみたいです。もっともぼくは一年中内向きですが。