2月

 

 

 

27(火)   ローレンス・フィッシュバーンの前歯

 

 

 

 先日、「ジョン・ウィック2」のDVDを見た。ジョン・ウィック役はキアヌ・リーブス。このシリーズは、小火器の使い方や格闘シーンでの役者たちの体の動かし方が新鮮で、見ていてとても楽しい。たぶん時代の最先端アクションシーンを繰り広げているのだろう。もっともぼくは銃器や格闘技に詳しいわけではないので細かいことはわからないけど。

 映画の後半、ローレンス・フィッシュバーンが出てくる。裏社会のフィクサーといった役どころ。キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーンが一緒に画面に収まっているのを見ると思い出すのはもちろん「マトリックス」。ふたりの共演はあれ以来なのだろうか?

 ローレンス・フィッシュバーンの二本の前歯のあいだにはすき間があいている。いわゆるすきっ歯というやつですな。これがなんとも間が抜けていて、フィッシュバーン氏が凄みをきかせた演技で不敵な笑みを浮かべても、ぼくはどうしても歯の隙間に目がいってしまうのだ。キュートだぜ、モーフィアス。

 

 

 

19(月)   ドライヤーで洗濯物を乾かす

 

 

 

 洗濯物を乾かすのに、ときどきヘアードライヤーを使う。シャツの袖口やズボンの裾にドライヤーの先を突っ込んで温風を吹き込む。すると衣類は風船みたいにプク〜っとふくらむ。靴下はまるで誰かがはいているみたいにきれいな形になる。足首のあたりをつかんでみると手応えなくしぼんでしまう。こういうの、けっこう楽しい。

 ドライヤーをあて続けているとモワッとした水蒸気がたち登ってきてなんだか喉に良さそう。加湿器みたい。生乾きの洗濯物が温まってくるとその熱がじんわり太ももに伝わってきて心地よい。雨に濡れた子ネコを乾かすのってこんな感じなのかも。乾かしたことないけど。