9月
21(日) 図書館とジェームス・テイラー
予報は雨だったんだけど、なぜか晴天の日曜日。洗濯をしたり、読みかけの少年ジャンプを読んだりして午前中を過ごす。
昼過ぎに出かける。となり町の自転車屋へ。変速機の調子がよくないので自転車を修理に出した。乗って来た自転車は店に預け、代車にママチャリを貸してもらった。
ママチャリに乗って帰る途中、人気のない公園があったので適当な場所に腰掛け、さっき買ったコンビニコーヒーを飲んだ。
コーヒーを飲んでいるあいだぼくはヘッドホンでジェームス・テイラーを聞いていた。そして唐突に図書館に行きたくなってきた。ジェームス・テイラーの曲を聞いて図書館を思い出したのには理由があります。
ぼくは以前から図書館に行く道すがら、ジェームス・テイラーを聞くことが多かった。図書館に向かう時のぼくの心持ちに、テイラーさんの音楽はとてもなじむ気がするから。いつしかジェームス・テイラーの音楽は、ぼくにとって図書館に行く時のテーマソングになってしまった。
えー、この現象は、パブロフ博士がワンちゃんに対して行った実験と同じであります。犬にある一定の合図をしてからゴハンをあげる。それを繰り返す。そうすると犬は合図をしただけでよだれを垂らすようになる。ぼくはジェイムス・テイラーを聞くと図書館が頭に浮かぶようになる。
誰もいない公園でコンビニコーヒーを飲み干したぼくはそのあとどうしたか?もちろんママチャリを走らせ図書館に行き、本を4冊借りた。パブロフ博士の実験結果にはさからえない。
18(木) ウディ・アレンの映画とSFホラー
この間「アニー・ホール」を借りて来て見た。監督、脚本、主演はウディ・アレン。どこを切ってもウディ・アレン的世界観に満ちてる、金太郎飴みたいな映画です。
映画が終わり、エンドロールが流れているのをぼんやり見ていたらシガニー・ウィーバーの名をみつけた。けど映画の中でシガニー・ウィーバーらしき人物は見当たらなかった。DVDを巻き戻して ( デジタルのメディアに対して"巻き戻す" という言い方はそぐわない気がする ) 調べてみると、ラストシーンでウディ・アレンの横に立っている背の高い恋人役がウィーバーさんみたいです。カメラが遠くから撮っているので表情まではわからない。
「アニー・ホール」でのチョイ役の2年後、シガニー・ウィーバーは「エイリアン」に主役として起用され、その後エレン・リプリーとしてシリーズ化したエイリアン映画に出演し続けることになる。
ぼくは「エイリアン」シリーズが大好きです。ぼくにとってシガニー・ウィーバーは「エイリアン」の印象が強いので、ラブコメディ作品「アニー・ホール」に出ているウィーバーさんを見てとてもおどろいてしまったわけです。それにしても、ウディ・アレンの映画とSFホラーって対極に位置していると思いませんか?
15(月) 限りない欲望
コンソメ味のポテトチップスをはじめて食べた時の衝撃は今でも覚えている。なんというおいしさ。「コンソメパンチ」という名にたがわぬ、パンチの効いた味だった。
けれど繰り返し食べるうちに最初の感激は薄れ、やがて舌がその味に慣れてしまう。そしてさらなる刺激を求める。食に対する欲望って際限がないみたいだ。
それはセックスについても言えることで、好奇心が旺盛な女性の中には、行為中の感度を上げるためにGスポットにヒアルロン酸を打つツワモノもいるそうだ。女性器に注射針を刺すの?痛そう。そのひたむきな姿はまさに性の求道者。
欲望に終わりはないのか?ぼくはアルコールが回って混濁したアタマで考える。ビールを飲みながら合間に食べるポテトチップスはコンビニ限定で売っているWコンソメ味だ。コンソメのおいしさはダブルのはずなのに、はじめて食べた時の感激はもう味わえない。
8(月) フチ子のオトコバージョン?
ガシャポンでコップのフチ子をゲットするつもりがなんか妙なのが出て来ちゃった。このキャラは何?とりあえずコップのフチにひっかける。
5(金) 渋滞中に思ったんだけど
ミニクーパーっていうクルマは、もう "ミニ" じゃなくなってるんじゃね?後ろから見るとけっこうデカいんですけど。