7月

 

 

 

30(木)   鳥の巣

 

 

 

 マンションに植えてある木を剪定しようとして登ったら、鳥の巣があった。中に卵がみっつ。剪定して巣をあらわにすると卵はカラスの餌食になってしまう。だから剪定はしないことにした。

 ぼくが巣から遠ざかるとすぐに親が戻ってきて卵をあたためはじめた。その様子を撮ろうかなと思ったんだけど、やっぱやめた。健気な鳥の行動をケータイで興味本位で写すのはなんとなくよくないことのような気がしたので。




26(日)   暑い




 自転車屋で空気入れを買った帰り、長い直線を走った。昼下がりで暑さはピーク。街路樹がつくる木陰がなかったらヤバかったかも。あまりの暑さに途中にあるファミレスに避難、ドリンクバーで炭酸水を飲んだ。

 

 

 

19(日)   昭和はマッハの速さで銀河のかなたへ遠ざかる

 

 

 

 今日はピアノの発表会。ぼくはベートーヴェンの悲愴ソナタ第2楽章を演奏した。

 発表会のプログラムを見ると、ぼくは今っぽい響きの名前のこどもたちに包囲されております。結菜ちゃん、花芽ちゃん、都羽くんなどに混じるとぼくの名はまるで一昔前の人物みたいな感じだ。けど事実その通りなのだ。

 

 平成もすでに27年目に突入していて今さらなんだけど、昭和という時代はマッハの速さで銀河のかなたへ遠ざかってしまった。

 

 

 

9(木)   草刈り作業

 

 

 

 草刈りの作業をしていると鳥たちがやってくる。地面があらわになってエサをみつけやすくなるから。