7月

 

 

 

25(火)   ジャクソン・ブラウン「レイト・フォー・ザ・スカイ」

 

 

 

 このあいだジャクソン・ブラウンの「レイト・フォー・ザ・スカイ」を買った。iTunes Store から全曲ダウンロードした。

 1曲目が「レイト・フォー・ザ・スカイ」であることにけっこう驚いた。この種のしっとり聞かせる曲はアルバムの最後を飾るか、最後から二番目あたりに収めるのが相場だと思い込んでいたから。ぼくのCD棚にはジャクソン・ブラウンに関してはベスト盤が一枚きりなので、この歌がオリジナルアルバムのオープニングだとは思いもよらなかったのです。

 アルバムに収録されている曲のサウンドはいたってシンプル。ドラムがリズムを刻み、ベースが底を支え、ギターやピアノがコードを弾く。ブラウン氏が歌う。ときどきオルガンが曲に彩りを添える。特に凝ったアレンジがされているわけではない。けど聞いていて飽きない。「なにも足さない、なにも引かない」みたいなコピーがあったけど(お酒のCMだったっけ?)、そういう感じの音です。

 表題曲「レイト・フォー・ザ・スカイ」は大切な人との別れ、すれ違いを歌っている・・・のだと思う。ぼくの英語聞き取り能力では細かいニュアンスまではわからないです。

 この歌の最後の一節、" late for the sky " のskyのところで声を長く伸ばすのだけど、ブラウンさんは伸ばした声をわりとあっさりと止めてしまう。何かをあきらめたような歌の終わらせ方がこの歌の持つやるせなさとマッチしているようでぼくはこの部分がすごく好きです。ぼくの勝手な深読みなんだけどね。

 

 

「レイト・フォー・ザ・スカイ」、1974年発表のアルバムです。

 

 

 

9(日)   No T-Point Tシャツ

 

 

 

" わたしはTポイントカードを持ってません " とプリントされたTシャツがあれば欲しいと思う。近所のスーパーやコンビニのファミリーマートで買い物をすると、レジの人は決まってTポイントカードを持っているかどうか聞いてくる。ぼくはそのつど「ない」と答える。短い会話だけどわずらわしい。

 そんな時、" No T-Point card " などと胸のところに大きく書いてあるTシャツを着ていれば不毛な会話を繰り返さなくて済む。

 No T-Point Tシャツ、略してNTT (略す必要ないけど)。もし売ってたらぼくは買うね。