6月

 

 

 

30(日)   美容整形ビフォー&アフター

 

 


   先日パソコンでインターネットを見ていたら、美容整形手術をした人のビフォー&アフターのサイトにたどり着いた。写真に写っているのは韓国の若い女の子たち。

   まぶたを二重にするプチ整形から、アゴの形を変えるような大がかりなものまでいろんな術前、術後写真が載っていた。顔の一部をちょっといじっただけで表情が劇的に明るくなった女の子のアフター写真を見ると、「この女の子、なかなか効果的な整形をしたな~」などと感心したりする。きれいになって前向きに生きていければそれに越したことはない。

   ビフォーの写真はそれぞれ十人十色なんだけど、アフターの写真ではみな似たような顔になっている。目元をぱっちりさせ、顔の輪郭をスリムにして口角をあげて笑っている。

   「不幸な家庭はさまざまだが、しあわせな家庭はみな似たようなものだ」という言葉を残したのはたしかドストエフスキーだったと思う。何枚ものアフター写真をスクロールしながらそんな言葉を思い出した。


   いつの日か誰もが気軽に美容整形を施し、簡単にきれいな顔が手にはいるようになったら美人の定義は変わるのかな?

 

 

 

20(木)   初回先頭打者ホームランの記録

 

 

 

   ひと月くらい前のことだけど、東北楽天ゴールデンイーグルスの松井稼頭央選手が初回先頭打者本塁打を打った。このホームランは松井選手にとって通算21本目の初回先頭打者本塁打であり、現役選手の中で最多、歴代9位タイということだ。

   この記録の1位は福本豊。当時の阪急ブレーブス(合併を経て現在のオリックス・バッファローズの前身)の盗塁王です。生涯に43本の初回先頭打者本塁打を放っている。

   1位と9位の数字をくらべてもあまり意味がないけど、福本豊はすごかったんだなと改めて思う。この記録を作るにはまずチームの1番バッターとして定着しなくちゃならないしね。福本選手はプロとして恵まれた身体ではないから(身長170cmないと思います) なおさら残した記録が輝く。

   ちなみに日米通算記録を含めると初回先頭打者本塁打の記録の1位はイチローなのだそうです。

 

 

 

19(水)   スカイツリーと東京タワー 

 

 


  スカイツリーがオープンして1年。入場者数を順調に伸ばしているみたいだ。はじめて見たときはなんだか違和感があったキャラクター、ソラカラちゃんもこの頃かわいく思える。見慣れたからでしょうか?

   高い建物No. 1の座をスカイツリーに明け渡した東京タワー。お客さんが減っているのではないかと余計な心配してしまうけど、実はそんなことない。東京タワーの展望台からスカイツリーを眺めようとする人たちで以前にも増して盛況なのだそうだ。スカイツリー効果で東京タワーもうるおってる。ステキです。

 

 

 

10(月)   キャバクラ店長の作戦

 

 


   新人の女の子がキャバクラで仕事をする際、店長はキャバ嬢としての心得を女の子に教える。

 女の子がテーブルについて接客をしているとする。お客さんから「好みのオトコのタイプを芸能人でたとえると誰?」と訊かれたら「志村けん」と答えるように指示する店長がいるのだそうだ。

 

 

 なぜ志村けんなのか?

 


   「好みのタイプが志村けんということは」お客さんは考える。「このコは面白いオトコが好きなんだな。歳の差とか、容姿、髪の薄さなんかは気にしないんだ」と都合よく解釈して、オレにもキャバ嬢をオトせるのではないか、という結論に至る。そして足繁く店に通う事になる。

   手を伸ばせば届くかもしれないキャバ嬢、それこそがキャバクラ店長の狙いなのだそうだ。オトコの心理を巧みに読んでる、なかなかニクい作戦だ。

 

 

 

9(日)   かたむく事なく運ばれて来たヨーグルト

 

 


 ヨーグルトを食べようとフタをペロッとめくったらフタの裏側がきれいなままだった。このヨーグルトはやわらかいタイプなので容器をちょっとでも傾けるとフタの裏側が汚れてしまう。ヨーグルト工場からぼくの部屋までの距離を、傾くことなく運ばれて来たのだこのヨーグルトは。流通業界のひとたちってすごい。